Designer

作品に込められた想いの
最高の代弁者になる

小野寺菜緒

2018年入社
千葉大学工学部デザイン学科卒
趣味はtwitter

デザイナーという仕事

コミックスの装丁デザイン、漫画雑誌のページデザイン、新連載する漫画のタイトルロゴの作成など、漫画関係のデザインを担当することが多いコミックチームに所属しています。コミックスの装丁デザインでは、作者・担当編集者と打合せして、どういうデザインにしていくかを丁寧に話し合いながら、共に装丁を作り上げていくところにやりがいを感じます。
ただ、大学ではグラフィックデザインについてほとんど教わらなかったので、デザイン学科出身とは言いつつもゼロからのスタートでした。
出版に関する知識も皆無だったため、校正記号について勉強したりインデザイン（DTPソフト）の使い方を覚えたりと新しい世界に触れられたことにとても新鮮味を覚えました。また、初めてコミックスのカバーデザインに携わったときはもうどうデザインしたらいいのか分からず書店に通って片っ端から漫画を手に取り研究したものです（笑）。今でも現在進行形でコミックスのカバー裏や折り返しのデザイン見たさに漫画を購入したりしています。

デザインの本質。やるべきことは変わらない

大学ではサービスやコンセプトデザインの授業が多かったため、「デザインとは、ビジュアルを考えるだけではなく、クライアントのニーズの本質は何なのかを読み取りカタチにすること」と学んできました。ビーワークスでもそれは変わらず、システムデザインやプロセスデザインなど、最終形態に至る過程まで含めて「デザイン」と認識し重要視しているので、自分と同じ方角を向いた人たちと一緒に仕事ができるという安心感があります。ターゲットに合わせたデザインや、調査に基づく根拠のある提案など、大学の課題を通して学んだことをそのまま仕事に活かせているので、授業課題から仕事への切り替えがとてもスムーズにできました。

作品が読まれるかを左右する、責任感。

昔から手を動かして何かをつくることが好きだったので、モノづくり系の仕事に就きたいなと考えていました。
大学でデザイン学科に入り、文房具、プロダクト、メーカーなど、様々な就職先を候補にしていましたが、やっぱり大好きなものが漫画やアニメだったので、それらに関わりたい！と思いビーワークスを選びました。
コミックチームに配属されたおかげで、日々大好きなものに関われる嬉しさがある一方で、今まで感じなかった「自分がデザインすることでこの本が売れなかったらどうしよう」という不安も湧くようになりました。作者・出版社の収益にも直結することなので、日々良いデザインを生み出すための勉強が欠かせません。幸い、コミックチームにはベテランの方が多く、日々たくさんのことを吸収できるので、とても成長しやすい職場だと感じています。

歩き出したばかりの私が目指す場所

常に「何のためにこのデザインをしているのか」を忘れずに仕事をしようと考えています。今の段階ではまだ見た目のかっこよさだけにこだわってしまったり、デザイン作業自体に集中してしまったりして、デザインの目的を見失ってしまうことがあります。このように目的を見失ってしまったデザインは何を伝えたいかが明確にならず人の記憶にも残りません。そのため、なぜこのデザインにしたのか、きちんと論理的に説明できるデザイナーになることが目標です。そして私が関わることで、1人でも多くの人にコミックスの魅力が伝えられるようになるのが夢です！

Growth Story

大学時代

大学ではプロダクトデザインを専攻。課題が結構重かったので、それ以外の時間はサークルには入らずバイトにあてていました。ホテル、イタリアン、塾講師、ラーメン屋、プールサイドでホットドッグを売ったりもしました。
就職活動中

楽しそうな仕事を探しに就活イベントに行ったらどれも皆楽しそうではなく（苦笑）毎日リクナビサーフィンに明け暮れ、「リクナビのおすすめ！」にビーワークスが出てきて興味を持ち、説明会に滑り込みました。
ビーワークス入社

面接が毎回楽しくて全然就活をしている気分ではなかったのを覚えています。内定式で同期に会い、みんなの個性の豊かさに驚き、この会社でよかったと思いました。
憧れの職場での日々…！

漫画のタイトルロゴが採用され、実際にアプリで自分の作ったロゴを見たときは感動しました。もっと色々な手法や流行りのデザインなどを研究して、お客さんがついついジャケ買いしてしまうようなデザインをできるようになりたいです。