Engineer

デザイン会社ならではの優位性で
業界標準システムを目指す

画像:Main Visual

豊田 千春

2013年入社
首都大学東京大学院 理工学研究科 生命科学専攻卒
趣味はアニメ、ラーメンの食べ歩き

エンジニアという仕事

主な仕事は、雑誌や本の制作を支援するシステムの開発です。一冊の雑誌、本を作り上げる工程にはたくさんの人が関わっています。ページのレイアウトをするデザイナー、文章を書くライター、全体の進行を管理するディレクターなど様々な職種の方々です。その間のデータのやり取りや進捗管理を効率化する仕組みを通してクライアントの課題の解決に取り組んでいます。そのほかにも社内外に関わらず、様々な作業を自動化して業務を効率的におこなうことでユーザーが新しいクリエイティブを生み出すためのシステム作りに取り組んでいます。

生命科学分野の研究で鍛えた力が活きる今

私は大学と修士課程の6年間、生命科学を学んでいました。就職活動では、学びたいことと仕事にしたいことの違いについて自分なりに考えた結果めぐりめぐってビーワークスに出会いましたが、自分がエンジニアになるとは思ってもみませんでした。プログラミングは完全なる初心者でしたが、早いうちから実際の業務(特に自分がメインで担当する案件)を任せてもらえたことで、早く、大きく成長出来たように思います。周囲からの期待と、任せてもらえている感覚を得て責任感も生まれましたし、新人でも意見は何でも言えるフラットな空気があり、良い案なら採用されることもあって、モチベーションが上がったのを覚えています。大学で研究していた分野とは全く違う仕事でも、その頃に学んだ「物事を論理的に考える力」や「相手にわかりやすく伝えることの重要性」「ディスカッションに対する姿勢」などは今でも活きていると感じます。

業界屈指の制作ノウハウで、
かゆいところに手が届くシステムに

開発を担当している業務支援システム『Any』は、雑誌制作を効率化したいという出版社の課題を解決するために生まれました。制作支援システムは世の中に多く存在しますが、『Any』の独自性はビーワークスという「デザイン会社が作っている」点だと考えています。どんなに多機能でも実際に使う人が不便に感じるものは使われなくなりますよね。多くの出版社と制作を通じて関わるビーワークスでは、現場のニーズをより近くで具体的に知ることが出来ます。ユーザーである出版社の方々や社内のデザイナーの声、蓄積された雑誌制作ノウハウ等を活かしながら、誰にもわかりやすいシステムを作る事が出来るのがアドバンテージです。企業理念にある「あらゆるニーズをデザインする」という言葉を借りれば、私の仕事は「効率的な制作工程のデザイン」です。近い将来「本を作るのにAnyを使うのは業界の当たり前」になることを本気で目指して、日々研究開発をしています。

私の使用する言語

Anyの開発では主にPythonという言語を使用しています。時と場合により使う言語は変わりますし、様々な言語を研究しています。フロントエンド(HTMLやJavascriptなど)とバックエンド(PythonやPHPなど)、時にはインフラまで、比較的広い範囲のエンジニアリングを担当しているのは私の部署の特色かもしれません。

ITと出版、異なる業界を行き来する醍醐味

仕事をする上で難しいと同時に面白いと思うのは、システムの知識だけでなく本作りの知識も必要なところです。レイアウトソフトのInDesignの機能については、実際に自分は使わないけれど詳細まで知らないと開発ができません。社内外の打合せでも出版業界・印刷業界特有の用語が飛び交います。本が好きでビーワークスに興味を持ったこともあり、打合せ等で出版社に行くのも実は毎回テンションがあがりますし(笑)、何より自分が開発したシステムで作った雑誌や本が店頭に並ぶ光景は何度見ても嬉しさがこみ上げますね。デザイン会社でシステムを新たなウリにするという使命を担うプレッシャーもありますが、「IT業界の仕事だけど属するのは出版業界」という2つの業界を行き来できる、ある種特殊な立場もまた醍醐味だと感じています。

Growth Story

  • 大学時代

    ニワトリの卵を使って、消化器系の発生過程における遺伝子の働きなどを研究していました。

  • ビーワークス入社

    出版系の会社をいくつか見ていて、ゲーム『なめこ栽培キット』も作ってる不思議な会社という第一印象だったような気が…。最終的には、面接の時間がゆったりとられ、沢山話が出来て楽しかったことから入社を決めました。

  • 入社半年でメイン担当に

    「この開発案件はメインで担当して」と言われて驚きました。実際には先輩やマネージャーのフォローがあってやっとのことでしたが、責任の重さと無事に納品出来た達成感を感じました。

  • プロジェクトだけでなくチームの成長も牽引

    開発グループのリーダーとして、個人としてもチームとしても成長するために自分にできることを模索しながら日々研究開発にあたっています。

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COMING SOON!

2026卒対象
インターンシップ開催予定

「論理的思考力」や「コミュニケーション力」をビジネスの場で発揮するとはどういうことか、「課題解決力」とは何か、といったイメージを体感できるプログラムを予定しています。

場所
⾼輪本社(東京都港区)ほか
日時
2025年冬

詳細はエントリー後にご連絡いたします