Director

ハイパフォーマンスを発揮する
「最高のチーム」をデザインする

画像:Main Visual

漆迫 雅充

2009年入社
武蔵野美術大学 造形学部 基礎デザイン学科卒
趣味は美味しいお酒を飲むこと

ディレクターという仕事

主に数千ページに及ぶ大手企業の大規模サイトのリニューアル案件でディレクションを担当しています。要は、制作現場の全てを把握し、指揮をとるリーダーです。通常の案件では、多くても3~5名のチームで動くことが多いのですが、私の場合は少ない時でも10名以上、多い時は20名ほどのチームで動いています。人数が多いほど、情報共有や品質を保つ難易度は上がりますが、その分生み出されるパワーは絶大。単に制作の進行を仕切ること以上に、高品質なクリエイティブのためにその大きなパワーをメンバーが余すところなく発揮できる"場"を作ることこそが、私の大事な仕事です。

ビーワークスのディレクターが動かす
プロジェクト人数規模

化学反応を起こせるか

チームといっても、そもそもチームメンバーが揃わないことには始まりません。そのメンバー編成も私の仕事です。私の場合、スキルの他、①問いかけに対するリアクションが適切で気持ちよく仕事ができそうか②たとえ修羅場でも一緒に越えてくれそうなガッツがあるか③些細なことにも疑問を持ち、自ら課題を見つけて解決できるかーーそんな観点でメンバーを固めていっていますね。ただ、それ以上に重視するのは「相乗効果を生み出せそうか」という点です。性格もスキルも異なる人たちが個性を発揮し、それが互いにいい影響を与え合っている、そんなチームの未来像を想像しながら悩み抜く仕事は、何度やってもワクワクする瞬間です。

2000ページの修正が水の泡…!
そんな失敗も糧に

こと大規模サイトでは1つのミスの影響が大きくなりがちです。公開日直前の1週間、メンバー総出で仕上げた2000ページくらいの修正が1つの誤操作で4日前に戻ってしまった!…なんてことも。思い出すだけでも血の気が引きます。その時は冷静に状況を整理し、途中記録から必要なデータを復旧して何とか事なきを得ましたが、その後はミスの要因となったバージョン管理システムの講習を再度徹底して行うようにしました。人間ですからミスはあります。大切なことは、直後の対処と再び同じミスを起こさないこと。チームの誰もが当事者意識をもって経験を次に繋げていく、そんな運営を心掛けています。

判断を育てる。
それが人を育て、チームを育てる。

良いチームの条件はいくつかあると思いますが、私は「メンバー自身が課題解決に向けて、判断して行動できること」が大事だと考えています。ディレクターは常に判断を求められますが、大規模サイトではその判断の影響が広範囲に及ぶ場合が殆ど。全てを1人が判断していては時間がかかりすぎてしまいます。もちろん最初から的確な判断を下すことは難しいですが、メンバーには自らの頭で考え、解決方法を模索するよう促しています。効率面だけでなく、やり甲斐という意味でも指示待ちではつまらないですしね。判断を磨こうとすると、必然的に自分の担当範囲を超えた案件全体を俯瞰できるようになり、結果、チーム全体のスピード感もあがります。

Growth Story

  • 大学時代

    特に美術が好きという訳でもなかったのに、TVで偶然見た深澤直人氏の特集番組に感化され美大へ。大学でのグループ制作などでもリーダーやまとめ役を担うことが多かったですね。

  • ビーワークス入社

    広い意味でデザインを捉えている点が自分の志向に合っていると思いビーワークスに入社しました。何かの折に披露した絵が衝撃的だったのか、「あぁ、あの絵がド下手な美大生ね」という不名誉な形で名前を覚えられていった新人時代です。

  • WEBデザイナーとして

    大小様々な案件に携わる中、1つのクリエイティブを突き詰めるよりも、全体を俯瞰してバランスをとりながら舵をとる方が自分には向いているのではないかと悩み始めます。

  • 3年目、ディレクターに挑戦

    そんな悩みを打ち明けた上司から、ディレクターへの転身を提案されました。後戻りはしない覚悟で、3年目にしてディレクターの道を一から歩み始めます。

  • 自分らしさを活かしたディレクター像を確立

    最近では大規模案件の運用実績から「工場長」と呼ばれたりすることも(笑)。ゼネラリストとしてのバランス感覚とデザインに関する造詣とを持ち合わせたディレクターとして、自分らしい存在感を出せているのかなと自負する今日この頃です。

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COMING SOON!

2026卒対象
インターンシップ開催予定

「論理的思考力」や「コミュニケーション力」をビジネスの場で発揮するとはどういうことか、「課題解決力」とは何か、といったイメージを体感できるプログラムを予定しています。

場所
⾼輪本社(東京都港区)ほか
日時
2025年冬

詳細はエントリー後にご連絡いたします