Beeworks Thoughtful design

ものづくり共創FACTORY 特設サイト

富士フイルム株式会社様が、自社の生産設備や技術を活用し顧客の新製品開発等を支援する受託製造ビジネス「ものづくり共創FACTORY」 。
その効率的な商談獲得を目指し、 MAツール「Marketo」を活用したWEBサイト・メールコミュニケーションの企画設計〜デザイン、実装を担当しています。

Client

富士フイルム株式会社様 / 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社様

Role

プランニング / 企画 / 情報設計 / デザイン / フロントエンド

クライアントの課題

「ものづくり共創FACTORY」は、企業の商品開発における「あと一歩」を解決し、世の中への新たな価値提供を実現するプロジェクトです。しかしながら、その主体はやや難解な技術や生産設備の話。メールを起点にコミュニケーションをとっていく上では、コンテンツやクリエイティブに適度なキャッチーさが求めらました。

また、提供する技術については、「どんな技術なのか」はもちろん、「その技術でどんなことができるのか」「技術を応用してどんな価値を生み出す可能性があるのか」をわかりやすく伝え、受け手が自社の商品開発において、このサービスをどのように活用しうるのか具体的に想像できる仕掛けが必要でした。

課題解決のアプローチ

ビーワークスでは、まず ターゲットの定義、及びカスタマージャーニーマップの整理を行なった上で、ターゲット(企業の技術職や企画職)に対し、どのようなコンテンツ設計で情報発信するべきか検討を重ねました。

その中で提案したキーアイディアが 「ものづくり IDEA MAKER」 。

「自社の商品や素材」と「富士フイルムの持つ技術」を掛け合わせることで、共創のアイディアを具体化できる、インタラクティブなWEBコンテンツ、及び出力可能なワークシートのキットです。これにより、アイディアがまだ具体化していない段階にあるターゲットに対しても、アイディア創発や社内を巻き込んだワークショップの開催を可能にし、具体的な問い合わせを促進しています。

クリエイティブのこだわり

全体のクリエイティブやコンテンツは、ターゲットである企画職・技術職の双方に訴えるべく、「キャッチーさと堅実さ」「先進性と安心感」の絶妙なバランスを目指しています。

また、テキストのライティングやイラストの1つ1つまでも、細部まで推敲を重ね、情報を適切かつ分かりやすく伝える工夫を凝らしています。
技術者出身のクライアントから入稿いただいた原稿に対しては、WEBコンテンツとしての読みやすさ、ユーザー目線での理解しやすさ、といった観点から編集・リライトを行い、また図版を起こす際は、 ホワイトボードに何度もラフを描いてクライアントと議論を重ね、 「難解な情報をいかにわかりやすく伝えるか」 を追求しました。

お客さまの声

「ホームページ作成とその後のメールコミュニケーションを一括して今回依頼しましたが、最初に声をかけてから約2ヶ月という短い時間の中で、我々の技術やそれを社外に提供するビジネスについて深く理解していただきました。
その上で、技術馬鹿な我々の言葉や私の暑苦しい想いも汲み取って、伝わり易い言葉や図版の形に変換していただくだけでなく、斬新なデザインに仕上げ、かつ納期通り完成させていただきました。誠にありがとうございました。

特に緑と赤の混合によるデザインや、掛け合わせの×を入れるキワモノ感は、私たちの勝負をかける志に通じるところもあり、感動しました。惹きつけられました。しかも、意外と飽きがこない。本当に良いです。
私たちの想像を遥かに超える、お客様もきっと奥まで読みたくなる、継続して積み上げていきたいサイトがまさにここに誕生しました。
私たちと御社との共創のこのサイトが、今後の日本のものづくりを変えるきっかけの場所となります。ありがとうございました。
個人的には一緒に働けてよかったですし、この集団カッコいいなと思いながら見てました。

さて、次の共創を生み出すのは、我々の番です。頑張ります!
今後とも宜しくお願い致します。」

公開日:2018/05/15

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