marbleMe
BIPROGY株式会社様が提供する、働く女性の企業横断型コミュニティ「marbleMe(マーブルミー)」。
新規サービスの立ち上げにあたり、ビーワークスでは実証実験からサービスのローンチまで並走し、コミュニティデザイン・ブランド開発・プロダクト開発を支援しました。
Client
BIPROGY株式会社 様
Role
コンセプト開発 / ワークショップ / 情報設計 / UI/UX / デザイン / ロゴ / イラスト
課題
働く女性の健康課題を解決する新規サービスを企画されていたBIPROGY様。本格的な立ち上げに向け、よりターゲットに届くサービスを目指すべく、コンセプトの精緻化や使いやすいUI/UXが求められていました。
施策
ビーワークスではプロトタイプ制作から参画し、お客様と丁寧に議論を重ね、繰り返し実証実験に取り組みました。また、実証実験やユーザーヒアリングの結果をもとに、コミュニティデザインやブランド開発も支援し、サービスのローンチまで並走しました。
定性分析で悩みの構造を可視化し、機能方針を整理
現在、働く女性の健康課題は社会問題にもなっています。病院に行くほどではない体調のゆらぎや、それに伴うライフプランの悩みに対し、BIPROGY様は新しいコミュニティサービスでの解決を目指していました。
ビーワークスでは実証実験の結果やユーザーインタビューをもとに丁寧に定性分析を実施しました。その結果、悩みの内容は似ていても、人によって悩みへの向き合い方や置かれた環境、コミュニケーションの傾向も異なることがわかりました。
プロジェクトの要件定義の段階においては「近い境遇のユーザーとの対話が一人ひとりにとっての解決につながるコミュニティサービスを目指す」という方針を定め、サービスに必要な機能開発を支援しました。
ユーザーに寄り添うコピーライティングとブランドグラフィック
実証実験や参加ユーザーへのヒアリングを重ねる中で、「一人の人間の中にも、日々の体調やライフイベントなど、変化があることを前提にしたい」という方針が固まっていきました。
「今の気持ち」を大切にできるサービスを目指し、サービス名称「marbleMe」や「『私』と『わたし』が、まざる場所」というブランドコンセプトを企画し、コンセプトを表現するロゴやグラフィック、イラストなどのビジュアル表現も提案しました。
ユーザーが安心して参加できるUI/UXの工夫
実証実験用のプロトタイプから本番サービスに至るまで、UI/UXデザインを担当しました。
悩みを伝える際の不安や遠慮、悩みに向き合う心理的負荷を考慮し、体調を表現する動物のキャラクターや、数日で削除されるチャットルームなど、安心してコミュニティへの参加や発言ができる工夫を凝らしました。
サービス全般において、ニュートラルで安心感のあるデザインを目指しました。
新規サービス立ち上げまでの包括的なクリエイティブ支援
サービス自体のUI/UXに加え、導入企業向けのサービスサイトの制作や、コミュニティガイドラインの整備、Q&Aコンテンツのライティング・制作など、サービスに付随するさまざまなツール制作を担当しました。
約1年間のプロジェクト並走によるサービスへの深い理解をもとに、クリエイティブ面を包括的に支援しました。