FUJIFILM XApp
「FUJIFILM XApp」は、デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」とスマートフォン・タブレット端末を接続し、カメラのリモート操作やカメラ内画像の受信・閲覧などができるアプリです。
ビーワークスは、富士フイルム デザインセンター様と連携・協議を重ねながら、「FUJIFILM XApp」のUI/UXデザインにおいて様々な支援を行いました。
Client
富士フイルム株式会社 様
Role
コンセプト開発 / ワークショップ / 要件定義 / UI/UX / デザイン
アプリコンセプト検討支援
「FUJIFILM XApp(以下、XAppと記載)」プロジェクトの始動に際し、アプリのコンセプトについて関係者間で共通認識を持つためのワークショップを開催。ビーワークスは、ワークショップのプログラム策定及び当日のファシリテーションを担当し、アプリのコンセプトや機能、コンテンツについての新たなアイデア創発や合意形成を促進しました。
UI/UX設計支援
XAppは、デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」と接続させ使用するアプリのため、アプリ単体で完結しない、カメラ操作も含めた一連のUXを検討する必要がありました。
UX検討に際しては、ビーワークスで作成した画面遷移図を元に、プロジェクト関係者全員でビジネス、デザイン、実装の観点から、ユーザー体験として理想的な状態か、フローとして技術的な論理矛盾が発生していないかをつぶさに検証。関係者全員で遷移や仕様について細かく議論しました。
画面遷移図作成に際しては、複数パターンのフロー検証の議論を重ねメリット・デメリットを事前に言語化しておくことで、定例会での議論の密度を高められるよう工夫しました。
デザインにおける協力
富士フイルム デザインセンター様のアートディレクションのもと、「Xらしさ」と「XAppの独自価値」をそれぞれ具体化することを意識しながら画面デザインを行いました。
また、アプリ内でカメラ側の操作方法を説明するチュートリアル動画の作成、アプリストア用画像作成も担当しています。
「FUJIFILM XApp」は「レッドドット・デザイン賞2023」ブランズ&コミュニケーションデザイン部門を受賞されています。